40代のおっさんdaiの手軽料理決定版!

お父さんのための、家庭でグルメを楽しむ提案。出かけなくても家でおいしい料理が楽しめるよ。

ムケッカなど、本場ブラジルの多様な料理が楽しめる店が川崎に誕生

シュハスカリーア(ブラジル流焼肉レストラン)の開店のニュースは続々と耳に入ってくるものの、シュハスコ(シュラスコ)以外のブラジル料理が食べられる店は、都心近くでは相変わらず限られている。

確かにブラジルは牛肉の一大産地。生産量は世界2位、輸出量は世界1位だ(2015年、独立行政法人農畜産業振興機構による)。

しかし肉料理以外の料理も豊富にあり、特に大西洋に面した長い海岸線(7,367kmにも及ぶ)や世界最大の水量を誇るアマゾン川を持つこの国では、魚介料理だって豊富なのだ。日本人が大好きなエビやカニを使った料理も、実はふんだんにある。

そんなブラジルの多彩な食文化を体験できるお店が今月、川崎大師に開店した。

お店を運営するASA-DELTAの代表、石橋佐知子さんは、7年前からブラジルの水着やランジェリーの販売を手掛けてきた。水着の販売を通じてブラジルの文化にふれるうちにこの国の魅力にとりつかれ、共に仕事をしてきた仲間とともに「ボテコ コパカバーナ」を開店することになったという。

「ブラジルの音楽が好きで、いろいろな演奏を聴きにあちこちいくようになったのですが、いっそのこと、いつも音楽があって、皆が集まれる店を自分で作ってしまおうと思うに至りました」(石橋佐知子さん)

店名にあるボテコ(ボチキンともよばれる)とは、ブラジルにおける居酒屋のような存在。街の人々が集う憩いの場にしたいという想いで、この店をボテコと名づけた。

「レストランでもなく、形式ばったバーでもなく。堅苦しくなく誰もがくつろげる場所をつくりたかったんです」(石橋さん)

また、お店ががある川崎区は、在日ブラジル人が多く暮らしている街としてもしられる。2015年の川崎市の発表によると、現在、川崎市在住のブラジル人人口は756名で、うち川崎区は半数以上の463名となっている。日本人もブラジル人も、もちろんそれ以外の人も、誰もが分け隔てなく一緒に楽しめる場所になればと、毎週日曜の午後には、自由参加型のサンバの演奏会も開催している。

「ホーダ・ジ・サンバと呼ばれる、誰でも”輪”の中に入って一緒に演奏したり歌ったりできる気楽なイベントです。毎回、中心になってくれる音楽家の方に来てもらって指揮をいてもらっています。サンバの楽しさを、体で感じていただけたら嬉しいです」(石橋さん)

そんな石橋さんや仲間たちの想いは、この店の料理にも反映されている。

「ボテコ コパカバーナ」で料理長を担当するツダ陽子さんも、石橋さんと共にブラジルの水着やランジェリーの販売を手掛けてきた仲間のひとりだ。

お店のメニューには、日本では味わう機会の少ないブラジルの郷土料理や、日常的に食べられている居酒屋料理などが並ぶ。

「この辺りはブラジルの方が多いので、みなさんに懐かしい故郷の味を楽しんでもらえたらと思い、日本ではなかなか食べられないさまざまなブラジルの料理をメニューで出すことにしました。同時に、日本の方にも、ふだんなかなか食べられないブラジルの多様な料理を楽しんでもらえるのではと思います」(ツダ陽子さん)

そのため料理もお酒も、できるだけ本場のブラジルの味に近いものにと、心がけているという。この日、スタッフとしてお店で働いていたベアトリスさん(サンパウロ出身)も「懐かしい味が日本でいつでも食べられるようになってうれしい」と話していた。

人気メニューのひとつであり、ブラジル北東部のバイーア州発祥の魚介料理ムケッカ・バイアーナにも、本場のレシピには欠かせない、デンデ椰子から採られるデンデ油を使う。タラなど具の出汁も効いていて、また塩味が効き過ぎていなくしょっぱくないので、ご飯を一緒に食べなくても、とてもおいしく味わえる。

「ブラジルにはせっかくおいしい食材が豊富にあるのだから、そのおいしさを伝えるために、できるだけ食材の魅力そのものが生きるような形で料理を考えています」(ツダさん)

食材そのものが持っている味を大切にすると、味は濃くならないという。

「タラが持っている塩分とトマトの酸味で塩味は十分なので、塩は余分に入れていません。汁の色味もデンデ油の色をそのまま生かしています。酒場の料理は、お酒が進むように塩味を強めにしがちですし、ウチもそういう面を考慮していないわけではありませんが(笑)、おいしく食べていただきたいので、味を濃くしてごまかしたり、食材そのものが持っている味わいを損ねるような味加減はしていません」(ツダ陽子さん)

ツダさんの料理はしょっぱくはないが、意図的に塩分を控えたレストラン・メニューのような気取った洗練さを求めた味ではない。やさしい味が魅力だ。

「ツダさんは仲間の間では料理上手で評判」と、石橋さんはいう。

「ツダさんのお子さんも、お店をだせばいいのにと、いつも言っていたんです(笑)。またブラジル料理に限らず、ツダさんはペルーをはじめ各国の料理も研究していて、料理に対する貪欲さははんぱではないです」(石橋さん)

料理はすべて、手作りにこだわる。パステウなどのおつまみも冷凍食品など出来合いのものは使わない。

「パステウは具作りを含め、朝から仕込んでいます」(ツダさん)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00001850-mbrasiln-s_ame

【シマいリス ブラジル料理ムケッカ の作り方

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